響き渡る悲鳴…祝祭の夜に銃撃戦

アメリカ・ペンシルベニア州で7日、テラスにいた人たちが目にしたのは恐怖の光景だった。

頭の上を飛び交う何発もの銃弾。多くの住民が銃撃戦に巻き込まれていたのだ。住民たちはパニックに陥り、折り重なるようにして身を隠していた。

銃撃戦から身を隠す住民
銃撃戦から身を隠す住民
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その中で、銃を撃ち続ける3人の男の姿があった。目の前の住民たちを気にも留めず、何者かに向かって銃を撃ちまくる。

怯える人々の目の前で銃を撃つ男たち(Philadelphia PD)
怯える人々の目の前で銃を撃つ男たち(Philadelphia PD)

街には銃声と住民たちの悲鳴が響き続けていた。

連射で火を吹く銃口
連射で火を吹く銃口

現場には約40人がいたが、日付が変わったあとの真夜中だったにもかかわらず、なぜこれほど人が集まっていたのか。

祝祭の余韻が残る深夜に起きた惨劇

事件が起きたのは、アメリカ建国の地「フィラデルフィア」。

数日間にわたり独立記念日を祝うため、当時の街は深夜までお祭り騒ぎになっていたとみられる。

地元メディアによると、前日の夜から大音量の音楽が流れ、外でバーベキューをしていた人もいたという。

この事件で、銃で撃たれるなどして3人が死亡し、9人がけがをしている。警察は3人の容疑者を特定し、行方を追っている。
(「イット!」 7月10日放送より)

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