1300人以上が犠牲となった高松空襲から4日で80年です。高松市で7月3日、戦争の犠牲者を追悼する式典が行われました。高松市中野町にある空襲の慰霊堂・六角堂です。

追悼式には、犠牲者の遺族など約100人が参列し、高松市の大西市長が「二度と惨禍を繰り返すことがないよう、平和を語り継いでいく」とあいさつしました。

1945年7月4日未明。アメリカ軍の攻撃で1359人が犠牲となった高松空襲。空襲を経験した人の高齢化が進み、参列者の数も年々減少する中、式は、戦争の記憶を伝えようと、毎年この時期に行われています。

(参列した人は 1歳で空襲体験)
「私が生まれてまもない時に全員が空襲で死んだ。みんなに優しく楽しく元気で日々を送ることだけを考えている」
(参列した人は 叔母が空襲で犠牲)
「(戦争は)あまりにも悲惨すぎて、それがここで起きると思うと平和は大事だと思う」

岡山放送
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