西日本豪雨の復興状況視察のため2024年、天皇皇后両陛下が倉敷市真備町を訪問されたことを記念し7月3日、被災地の公園に記念碑が設置されました。

除幕式は開園からちょうど1年を迎えた倉敷市真備町の「まびふれあい公園」で行われました。公園は西日本豪雨の復興のシンボルとして市が整備したもので、2024年5月、復興状況視察のため天皇皇后両陛下が訪問されました。

記念碑は高さ1メートル、幅1メートル10センチで、両陛下が黙礼をされた近くに設置されました。

(倉敷市 伊東香織市長)
「両陛下が私たちのことをご心配くださり応援してくださったお気持ちをずっとこれからもここで皆さんでその思いを一緒にしていきたいとの思いでこの行幸啓記念碑を設置した」

(2024年に両陛下と懇談した高槻素文さん)
「(両陛下のご視察は)大変ありがたかったし、今でもその気持ちは変わらない。これからも地区のために頑張っていけたらという気にはなったし、今後もそういう気持ちをもってまちづくりにがんばっていけたらと思う」

7年前の西日本豪雨では災害関連死を含めて74人が犠牲となった倉敷市真備町。市は、災害の記憶を伝えていく場として今後も公園を活用していくことにしています。

岡山放送
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