プレスリリース配信元:BEST株式会社
“屋根の工事は「雨漏りしてから」と思っていませんか?”──100人調査で見えた実態とは
雨漏りなど“目に見えるトラブル”が起こるまでは、屋根の工事・リフォームを後回しにしている方は多いのではないでしょうか。しかし実際は、屋根の劣化は静かに進行し、気づいたときには修繕費が高額になるケースも多くあります。
こうした住まいの悩みに向き合うBEST株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:大澤 竜、以下当社)は、20年以上にわたり生活の「困った」を解決してきました。当社が運営する情報サイト「BEST365」では、生活に役立つ正確かつ有益な情報を日々発信しています。
今回当社では、屋根工事をおこなった方を対象に独自アンケート(有効回答数:100人)を実施。アンケートから築11~30年の間に屋根工事を行った人が過半数にのぼることが判明しました。これは、屋根材の劣化が目立ち始める時期と一致しており、資産価値を守るための理にかなった行動といえます。
さらに工事を検討するうえで、築年数だけでなくコスト面での変化も無視できません。2024年の法改正で高所作業には足場の設置が義務化されたこともあり、工事費用の最低ラインは上昇傾向にあります。
本リリースでは、屋根工事をおこなう適正なタイミングや、費用相場、工事に踏み切るきっかけなどを紹介します。将来的なトラブルを防ぎ、安心して住み続けるための判断材料としてご活用ください。
【アンケート概要】
調査対象:全国の屋根工事を経験した方
調査期間:2025年5月13日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:100人
築11~30年で屋根工事・リフォームする人が過半数!
調査結果によれば、屋根工事を実施した時期について「築11~20年」(27%)、「築21~30年」(26%)と、築11~30年の間に工事を行った人が過半数を占めました。これは屋根材の経年劣化が目に見えて現れる時期と重なっており、資産価値を守る観点からも理にかなったタイミングです。
一般的に、スレート屋根や金属屋根は10~15年での再塗装や補修が必要となり、日本瓦であっても漆喰などの部分補修は15年周期で求められます。実際、劣化は紫外線などの自然環境の影響によっても早く進行します。10~15年を目安に点検を始め、必要に応じて早めにメンテナンスしていくことが重要です。
屋根工事・リフォームのきっかけは「メンテナンス意識」が主流
工事を実施したきっかけで最も多かったのは、「屋根の経年劣化」と「外壁塗装のタイミング」という“予防的なメンテナンス”によるものでした。実際に「台風・豪雨被害」や「雨漏りの発生」といったトラブルを契機に修理を行った人は18~19人にとどまり、事前にメンテナンスとして工事をした人が多数派という結果になりました。
このことから、屋根や外装のリフォームは“問題が起きてから”ではなく、“問題が起こる前に”計画的に進められる傾向が強まっていると考えられます。
52%が屋根と外壁を同時に工事
アンケートでは、52%の方が「屋根と外壁を同時に工事した」と回答しています。結果から、外壁塗装の際に屋根の状態も確認し、同時に工事をするケースが多いことがわかります。
屋根と外壁を同時に工事する最大のメリットは、足場代を一度で済ませられる点です。現在は、原則として本足場設置が法律で義務づけられており、屋根と外壁を分けて施工するのは費用増加につながるため、工事はまとめて行う方が経済的です。
工事費用は「51~100万円」が最多
工事にかかった費用については「51~100万円」と回答した人が最も多く、全体の30%を占めました。次いで「21~50万円」が24%、「20万円以下」が15%となっており、全体の69%が100万円以下で工事を終えています。
「51~100万円」という費用帯は、屋根の塗装や瓦の部分補修、漆喰の塗り替え、カバー工法、外壁塗装の同時施工などに対応する価格帯です。
一方、足場を設置しない簡易な補修のみであれば、20万円未満で済む場合もあります。しかし、2024年の法改正以降は高所作業に足場設置が義務づけられているため、今後は最低でも20万円以上かかると考えられます。
計画的なメンテナンスがトラブルを防ぐ
アンケートの結果から、築11~30年で屋根工事を行う人が多いことが明らかになりました。このタイミングでメンテナンスを行うことが、住まいの価値を守るうえで重要と考える人が多いことがうかがえます。
住宅の屋根や外壁は経年劣化が避けられません。だからこそ、定期的な点検とメンテナンスを計画的に行い、雨漏りなどの被害を未然に防ぐことが重要です。万が一トラブルが発生した場合でも、早めに対応すれば被害を最小限に抑えられます。
台風や豪雨、地震など自然災害が頻発する日本においては、小さな異常も見逃さず、迅速に対処することが求められます。また、信頼できる業者と事前に関係を築いておくことは、緊急時の対応においても大きな安心材料となるでしょう。
【まとめ】住まいを守るには“先手の対応”を
屋根工事やリフォームのタイミング、適切な内容を判断するのは、情報があふれる中では難しいものです。
今回のアンケートでは、「築11~30年で屋根工事を行う人が多い」「外壁工事とあわせて実施するケースが多い」といった傾向が見えてきました。
これは、劣化に気づいた段階で計画的にメンテナンスを進めている人が多いことを示しています。
資産価値を守るためには、トラブルが起きる前に備えておくことが肝心です。屋根についてもあらかじめメンテナンス計画を立てておけば、足場代の節約につながり、台風や豪雨などによる突発的な修繕リスクも回避しやすくなります。
修理とメンテナンスにはそれぞれ役割があります。大切なのは、住宅の状態を正しく把握し、必要に応じて最適な方法を選ぶことです。ご自宅の資産を守るためにも、トラブルを待たずに、計画的なメンテナンスをおすすめします。
【BEST株式会社について】
会社名:BEST株式会社
代表:大澤 竜
所在地:神奈川県横浜市
設立:2004年
事業概要:ライフメディア事業
URL:https://best24.co.jp
【本件に関するお問い合わせ先】
BEST株式会社:マーケティング部
Email: info@best-24.jp
URL:https://best24.co.jp/
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