女子サッカー、なでしこリーグ２部で上位争いを続ける２位の吉備国大シャルム岡山高梁は、６月２８日、ホームで４位の山梨と対戦し、劇的な逆転勝利を収めました。
１部昇格を目標に掲げる中、３連敗中で、２位に後退したシャルム。上位４チームが勝ち点差２以内にひしめくし烈な争いを繰り広げています。リーグ戦は残り６試合、２８日、ホームで、負けられない一戦を迎えました。
試合が動いたのは前半２４分、シャルムの守備陣がペナルティエリア内で相手選手を倒し、ＰＫを与えてしまいます。これを冷静に決められて、シャルムは１点を追いかける苦しい展開に。
エンドが変わって追いつきたいシャルムは、後半４１分、右サイドからのクロスに、途中出場の土山桃香が合わせます。土山のリーグ戦初ゴールで同点に追いつくと。その３分後、フリーキックのチャンスから最後は、西村留亜。西村は、リーグの得点ランキング単独トップの２０２５シーズン１１ゴール目。シャルムが逆転に成功します。
このまま試合終了し、２対１で勝利を収めたシャルムは連敗を３でストップし、２位をキープ。１部昇格を目指す２０２５シーズンは残り５試合、首位との勝ち点差は１です。
（吉備国大シャルム岡山高梁 ６ ＦＷ 土山桃香選手）
「チームが最近勝てていなかったので、何としても勝ちたいって途中から出た時に思って、もうゴールしか見てなかったです。絶対に今年は１部昇格したいので、残り全勝の勢いで頑張りたいと思います」
（吉備国大シャルム岡山高梁 １１ ＦＷ 西村留亜選手）
「得点王を今、狙っていて、それを果たすのは、もちろん、チームを１部昇格させるために、たくさん走ってたくさん点取ってたくさんアシストしたいと思います」
