平和への祈りを込めた「曼荼羅画」の作品展が東村で開かれています。
点描曼荼羅画展「弥勒世果報(みろくゆがふ)」には、国頭村にアトリエを構える阿達英里香さんの作品20点あまりが展示されています。阿達さんは新潟県出身で、移住前から毎年6月になると沖縄を思い、慰霊の気持ちを込めながら作品を手掛けてきました。
阿達英里香さん:
戦後80年、色々調べている時に感じたものという形で、いつまでも平和であって欲しいな、平和な世の中が早く来るといいなと祈りを込めて描きました
作品には沖縄の植物や琉球神話のモチーフを取り入れていて、訪れた人は色鮮やかで繊細な曼荼羅画の世界に見入っていました。また、会場に用意された3Dメガネを通して見ることで、立体的に浮かび上がった模様を楽しむこともできます。
平和と安寧を願う作品展は東村文化・スポーツ記念館で6月29日まで開かれています。