就任後、高騰する米価格対策を次々と打ち出している小泉農水相。
27日、新たに始まったのは輸入米の前倒し入札です。
小泉農水相:
コメの価格の高騰を抑えて消費者の方に安心していただいてコメ離れを防ぐことが重要だと考え、今回入札前倒しを実施する。
ミニマムアクセス米として主食用の米を関税がかからない形で年間10万トンまで輸入することになっている日本。
輸入元はアメリカやオーストラリアの他、タイなどです。
今回の入札対象は3万トンで、9月ごろに輸入され、外食や弁当などに向けて流通する見通しです。
小泉農水相:
改めてコメ離れを防ぐ。外国産がさらに入ってくるような状況を食い止めるためにも、米価高騰対策は引き続きまだ緩める状況にないと私は思う。
24日、米価格の高騰を巡って、小泉農水相は「総理が今まで6月の中旬までに平均3000円台と話してきたことを、多くの皆さんのご協力で達成できた」と述べ、全国のスーパーで販売された5kgあたりの米の平均価格が4カ月ぶりに3000円台になったと明らかにしました。