四国電力の株主総会が高松市で開かれ、愛媛県の伊方原発3号機の廃炉などを含む株主提案の議案はすべて否決されました。
株主総会には株主約100人が出席し、売上高、純利益ともに過去最高となった2024年度の事業報告が行われました。
このあと会社側から取締役の選任など3つの議案と、原発に反対する株主から伊方原発3号機の廃炉や原発事業からの即時撤退などを求める4つの議案が提案されました。
質疑の中で株主からは原発をやめて再生可能エネルギーへのシフトチェンジを求める意見が出されましたが、採決の結果、株主提案の4つの議案はすべて反対多数で否決されました。会社側が提案した3つの議案はすべて可決されました。