西日本豪雨から間もなく7年です。被災地、倉敷市真備地区では、2024年、復興状況を視察された天皇皇后両陛下の記念碑が設置されることになりました。
記念碑が設置されるのは、2018年7月6日の西日本豪雨で川が決壊した場所につくられたまびふれあい公園です。天皇皇后両陛下は2024年5月、この場所で復興状況を視察されました。
記念碑は倉敷市が設置するもので、開園から1年となる7月3日に伊東香織市長や地区の代表などが出席し除幕式を行う予定です。
伊東市長は6月25日に会見を開き、防災教育などを通じて記憶を継承し災害に強いまちづくりを進める考えを示しました。
(倉敷市 伊東香織市長)
「倉敷市始まって以来の大変大きな災害であり、多くの尊い命が失われたこの災害の様々な教訓をこれからの安全安心のまちづくりにつなげていかなければいけないとの思いが大きい」
災害関連死を含めて75人が犠牲となった倉敷市。7月6日から2日間、真備支所に献花台と記帳所を設置します。