岡山市出身のオリンピックメダリストで日本陸連副会長の有森裕子さんが会長に就任することが決まりました。女性で初めての会長となります。
6月25日に開かれた日本陸連の理事会で有森祐子さんが会長に選ばれました。有森さんは岡山市出身の58歳、1992年のバルセロナ五輪女子マラソンで銀メダルを獲得しました。
日本人女性としては同じ岡山出身の人見絹江さん以来64年ぶりのメダリストとなったほか、1996年のアトランタ五輪でも銅メダルに輝きました。引退後はマラソン解説者やおかやまマラソンのスペシャルアンバサダーとして活躍し2021年からは日本陸連の副会長を務めています。
会長の任期は2年間で、オリンピック経験者としては初めて、女性としても初めての会長です。