富山県小矢部市が計画している新庁舎の基本設計がまとまりました。
窓の数を抑えた外観が特徴で、来年度に着工、3年後の完成を目指します。

小矢部市の庁舎は築60年で耐震性が低く、市は現在の庁舎の駐車場に新たに建設する計画を進めています。

23日は市議会の新庁舎建設特別委員会で庁舎の機能や外観をまとめた基本設計が示されました。

新たな庁舎は免震構造の鉄筋コンクリート4階建て、延べ床面積は現在の庁舎の1.1倍の広さで、現在、別の庁舎にある福祉部門を集約する考えです。


また、庁舎の窓は熱の出入りを抑えるために面積を減らすなど、省エネ機能が随所に盛り込まれていて、市はこの基本設計案について今後、市民に意見を聞くことにしています。
新庁舎の建設費は52億円余りを見込んでいて、市は来年度に着工し、3年後の供用開始を目指しています。