収容人数に課題があるサッカーJ1、ファジアーノ岡山のホームスタジアムについて森井悠社長が岡山県議会の議員団に対し、スタジアムの規模が不足している現状を改めて訴えました。
(ファジアーノ岡山 森井悠社長)
「開幕してからすべての試合でホームエリアが完売している状況。J1の相場に見合ったスタジアムとは言えない状況の中で開催している」
ファジアーノを応援する岡山県議会の議員団の総会に出席した森井悠社長。J1前半戦を振り返り、岡山市のJFE晴れの国スタジアムで行われた全ての試合でホームエリアのチケットが完売し、見たくても見られない人が多い現状を訴えました。
ファジアーノはこうした現状を受け、7月5日の広島戦で無料のパブリックビューイングを実施する予定ですが、想定を超える整理券の申し込みがあるということです。
(ファジアーノ岡山 森井悠社長)
「おそらく3万人ではとどまらない。多くの人が「中国ダービー」に来たいと思っていることを実感。1人でも多くの人にどうやって楽しんでもらえるか、いろいろと考えていきたい」
ファジアーノはパブリックビューイングについて、参加者の安全を確保するために実施場所や人数制限などを改めて検討するということです。