<食欲不振に>
・1日1個の梅干しで食欲を増進
「梅干しはその日の難逃れ」といわれていますが、夏になったら毎日食べたい食材です。体を潤して汗を止める、喉の渇きを抑える、防腐効果や食中毒の予防、下痢を止めて胃腸の調子を整えるなど、夏バテ対策に最強です。
お湯を注いで梅干し茶にしたり、味噌汁に入れたり。手軽なチューブ入りの練り梅でもOK。ぜひ毎日の食事に活用しましょう。

・おなかを内と外から温める
おなかに手を当てて、ひんやり冷たかったら、内臓が冷えている証拠。胃腸は温かい状態を好み、体温より少し高いくらいの温度が、動きが活発になる理想的な環境です。
冷えた場合は、内からも外からも物理的に温めましょう。内からは、温かい食べものや飲みものを。外からは腹巻きやお風呂のほか、ホットタオルをおなかに当てるのもおすすめ。
<疲労が抜けないときに>
・「どんよりだるさ」は発汗+お菓子NG
梅雨どきの疲労感は、体内にたまった余計な湿気が、代謝を阻害してめぐりを滞らせていることが原因です。この場合は、汗をかいたほうがラクになることが多く、ウォーキングなど軽い運動でじんわり汗をかくようにしましょう。
またお菓子類は、さらに体に湿気をため、ダイレクトにだるさと結びつくため、できるだけ控えるようにします。
・「ぐったりだるさ」は休息+栄養補給
真夏になってからの疲労感は、汗などで気血が消耗することが原因。とにかく休み、疲労回復を心がけます。梅雨とは逆に、運動するとさらに疲れがたまるため、無理は禁物です。
栄養補給も大切で、赤身の肉やうなぎなど精がつくものを食べましょう。胃腸の調子が悪いなら、消化がよく、栄養のあるものを少量ずつでも補給します。
