◆サンディエゴ・パドレス2-5ロサンゼルス・ドジャース 11日(日本時間12日午前5時10分試合開始、ペトコ・パーク)

メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは11日(日本時間12日)、敵地でパドレスと対戦し、大谷翔平選手(30)は1番DHで先発出場。9回に三塁打&今季68得点目をマークした。

同地区のライバル対決3連戦。初戦はドジャースが延長10回8-7と接戦を制したが、前日はパドレスが11-1と大勝。ナ・リーグ西地区はドジャースが首位で、パドレスは首位と1ゲーム差の3位につけている。

大谷の今季ホームラン23本は2位と2本差でナ・リーグのトップ、両リーグではマリナーズ・ローリー捕手の26本、ヤンキース・ジャッジ選手の24本に次ぎ3位。

パドレスは今季3勝4敗、防御率3.69のバスケス投手。ドジャースは今季4勝1敗、防御率2.93のカスペリアス投手が先発した。

1回表、先頭打者で大谷の第1打席、カウント1-2から4球目の高め直球を空振りして三振。

2回裏、パドレスが2死満塁で9番マルドナドが押し出し四球を選び1点を先制。

3回表、無死1塁で大谷の第2打席。初球のスウィーパーを打ってレフトフライに倒れた。

5回表、1死走者なしで8番コンフォートに左中間へのソロホームランが出てドジャースが1-1の同点に追いつく。
2死走者なしで大谷の第3打席に回ったところで、パドレスのピッチャーは2番手のモレホンに交代。3-2フルカウントの6球目シンカーを打ってセカンドベース方向に鋭い打球が飛んだが、“大谷シフト”の遊撃手イグレシアスがさばいてショートゴロでアウトになった。

6回表、1死1、2塁で5番テオスカー・ヘルナンデスがパドレス3番手エストラダからセンターバックスクリーンに飛び込むスリーランホームラン。ドジャースが4-1と逆転に成功した。

6回裏、1死1、3塁で5番シーツがドジャース3番手ドレーヤーから犠牲フライを打ってパドレスが1点を返し2-4。

7回表、パドレスは4番手で松井裕樹投手(29)が登板。
1死走者なしで大谷の第4打席、カウント1-2の4球目、外角低めのスライダーを空振りし三振。松井はこれが節目のMLB通算100奪三振となった。
松井は1回を投げ被安打1、奪三振2の無失点と好リリーフを披露した。

9回表、大谷は1死走者なしで迎えた第5打席、初球のスライダーをとらえて右中間を破るスリーベースヒットで出塁。今季5本目の三塁打で、8試合連続安打をマークした。
2死1、3塁となって4番ウィル・スミスのライトへのタイムリーヒットで3塁走者の大谷が生還。貴重な追加点となる5点目のホームを踏み、両リーグトップの68得点目を挙げた。

9回裏を8番手のベシアが3者三振で締めたドジャースが5-2で勝利。ナ・リーグ西地区首位の座をキープした。

大谷は5打数1安打、得点1、三振2の成績だった。

プライムオンライン編集部
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