素人だけでは難しい実家じまい
家じまいの方向性が定まったら、その方針に従って各分野のプロに相談していきましょう。
家じまいにはさまざまな手続きが必要です。売却でも賃貸でも、まずは不動産会社をとおすことになります。

家の中を片づけるなら不用品回収業者、きれいにするなら清掃業者、解体するなら解体業者。相続する以上は登記のために司法書士や行政書士、税金について教えてくれる税理士、なにかもめ事になりそうなら弁護士も必要になるかもしれません。
それぞれにお金がかかるので、できるだけ安く上げたいものですが、各種手続きは言うまでもなく、すみずみまでクリーニングするのは大変です。
身内だけで解体するのも危険ですし、終わりが見えないので、結局はプロにまかせるのが時間の節約になります。
「思い出の品の選別はしておきたい」など、自分たちでできることと、業者にまかせることを分けて、予算なども相談しましょう。
適切な専門家を選ぶポイント
業者にまかせるにしても、どこまでやってもらえるのかしっかり確認する必要があります。
安い見積もりで選んで、あとから追加料金をとられることがないよう細かく確認しましょう。