今から約40年前の1987年、宮崎県川南町の通浜(とおりはま)漁港に、脚を広げると3メートルにもなる巨大なカニが水揚げされた。世界最大のカニと言われる「タカアシガニ」で、川南町沖の日向灘で釣り上げられたもの。大物の出現に、港は驚きと活気に包まれた。テレビ宮崎のアーカイブ映像で、当時の様子をお伝えする。

日向灘で全長3メートルの巨蟹を捕獲

1987年3月3日、宮崎県川南町の通浜漁港で、巨大なカニが水揚げされた。川南漁協所属の延縄漁船「海幸丸」が、町から約10キロメートル沖合の日向灘で釣り上げたものだ。

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こんな大物は大変珍しいとあって、さっそく計測が行われた。重さは13.1キロ。左右の脚を広げた長さは約3メートルに達した。地元住民によると、同様の巨大なカニは2年前にも水揚げされた例があるという。その特徴から、カニ類の中で世界最大とされる「タカアシガニ」とみられる。

水揚げされたカニはしばらく港の水槽で大事に生かされ、話を聞きつけて駆けつけた地元の人は、まだ足を動かしている巨大なカニを興味深そうに見守っていた。

大きさは、鍋にするとゆうに約50人分はあろうかというビッグサイズ。

 地元の鮮魚店が1万円で競り落とす

水揚げされたカニは、その後の競りにかけられた。

競りの結果、地元の鮮魚店が1万円で競り落とした。滅多にお目にかかれない巨大なカニの登場は、地域の漁業関係者や住民にとって大きな話題となった。

(テレビ宮崎)

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