”アリーナの存在はまちを変える”課題は大学移転で期待される若者らの「目的地づくり」
周辺環境も変化しまちづくりにも影響を与えている。

アリーナのオープンに合わせて周辺の道路は歩行者天国化や歩道の拡張などして、歩きやすい環境が整備された。さらに4月からはJR高松駅の横に徳島文理大学が移転、学生や教職員、約1500人が集う新たな拠点がアリーナの近くにできた。

池田知事は「徳島文理大学の若い人の日常的な流れは非常に大きい」と期待感を示すとともに、このエリアには飲食店のニーズがあるとして、店舗があれば人々が食事などをしようと思える目的地をつくって、さらなる人の流れをつくっていきたいと意気込む。
今後の課題として「アリーナ周辺に目的地をつくる」ことを挙げた。香川県は、北側の土地の有効活用などでアリーナを中心に常に人が集うエリア作りを目指している。

「日常的にアリーナに来てもらって、その中でも、周辺も含めて楽しんでもらえるような、そういう運用を心掛けていきたい」と池田知事。県都の新たなランドマークとして誕生した「あなぶきアリーナ香川」。オープンから3カ月が経過し、単なる施設としてだけではなくて人が常に集まる核としての役割に期待が高まっている。

(岡山放送)

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