参考に、私のある日のメモは以下のようなものでした。

【メモ(実際はPCあるいはスマホにテキスト入力)】
・移行リハーサル3環境構築の段取り
・8月WBSの作成
・チームメンバー役割整理
・変更のフロー確認
・権限課題の分析★
・チケット期日の見直し
・Aさんフォロー(以下略)

自分だけがわかる表現でOK

みなさんには、何の案件かも、具体的なアクションが何かも読み取れないと思います。しかしこのメモは誰かに見せるものではないので、それでOKです。

自分だけがわかる表現で書いて構いません。あえて詳しく書かず、自分が解釈できる最低限のワードで済ませることを意識するといいですね。

優先するタスクには目印をつけるとよい(画像:イメージ)
優先するタスクには目印をつけるとよい(画像:イメージ)

さらに、このメモの「★」は、全タスクの中でも特に重要なものです。このメモにある「権限課題の分析」は、チームリーダーを務めていた私に対して、プロジェクトリーダーが直々に指示したものでした。

立場上、絶対に外してはいけない重要なミッションということです。そのため、意識的に優先して取り組むために、メモにも「★」をつけることにしたのです。

このように、
・自分が見れば何のことかわかる
・パッと見て力を入れるポイントがわかる
という2点に留意しながら、可能な限りシンプルにつくりましょう。

こうしたタスク管理用のメモをつくれたら、パラレルにタスクをさばく土台が整ったといえます。

全体のタスクをざっと見て、優先度の高いものから順に進めていきましょう。優先度に従って項目自体を並べ替えてしまうのも手ですね。

メモに「ステータス」はいらない

なお、このメモでやってはいけないことがあります。それは、タスクの「ステータス」を記入することです。