自転車の交通違反に反則金が科される「青切符」制度の導入から1カ月がたちました。制度の周知は広がる一方、摘発は相次いでいます。
◆自転車に乗る人に聞いてみた「意識の変化」
(中西源太記者)
「自転車に青切符が導入されてから1ヵ月が経ちました。制度は周知されているのか、自転車に乗る時の意識に変化はあったのか。まちの声を聞いてみます」
(60代)
「できるだけ歩道を通らないよう、気を付けている。駐車している車があるとなかなか難しい」
(20代)
「(制度を)もちろん知っている。逆走や、歩道を走ったりしないようにしている」
(20代)
「学校からも注意がきて(制度を)知った。イヤホンは外すようになった。傘差し運転は元々していたが、雨がっぱを着るようにしている」
◆自転車の「青切符制度」 警察には”何が違反になるか”など問い合わせが多数
自転車の悪質な運転による事故の増加などを受けて4月1日から導入された自転車の「青切符制度」。16歳以上が対象で、スマートフォンを使用しながら運転する「ながらスマホ」は反則金1万2000円、一時不停止や無灯火での運転は5000円。二人乗りや並進には3000円が課されます。導入から1カ月。岡山県警は交通ルールを守る意識が高まっているとみています。
(岡山県警交通企画課 柄本真之介担当課長補佐)
「自転車の通行方法や、何が違反になるかという問い合わせを多数もらっている。自転車の法律にのっとった適正な通行方法や交通ルールの順守に関心が高まっている」
◆岡山県内で全体の約8割 最も多かった違反は?
しかし、制度の周知が進む一方、摘発は相次いでいます。
自転車の青切符制度が導入されてから4月28日までの4週間で58件摘発されています。最も多かった違反は「ながらスマホ」の47件で、全体の約8割を占めています。次いで、「一時不停止」、「信号無視」、「遮断踏切立ち入り」となっています。
◆生活の一部として浸透し「ながらスマホ」が一定数存在→「青切符」の対象に
(岡山県警交通企画課 柄本真之介担当課長補佐)
「自転車を運転しながら安易に扱えるスマホの特性や、スマホが生活の一部として浸透しているのでながらスマホをする人が一定数いる。それが検挙につながっている。交通違反が悪質・危険で事故に直結するような違反だったり、行為や対応が悪質・危険だった場合は「青切符」の対象となる」
5月1日から「自転車月間」が始まり、警察は交通ルールの順守を呼びかけ、交通違反に対して厳しい取り締まりを行うことにしています。改めて、自転車は車両の仲間という意識を持ち責任ある運転が求められます。