仕事の本質は、「上司にOKと言ってもらえること」でも「予定通りに進めること」でもありません。

これらは通過点にすぎず、最終的なユーザ・最終的な効果に結びついて初めて、あなたの仕事に成果が出たことになります。

タスクのゴールは目先の上司や目の前の作業ではないのです。

優秀な人が持つゴール設定

一方、優秀な人ほど着手をする前の「ゴール設定」にこだわります。

目の前の指示だけでなく、最終的なユーザ・最終的な効果に対する自分の仕事の意味が明確になるまでは、安易に着手しないものです。

優秀な人がゴール設定にこだわるのには、2つの理由があります。

最適なゴールまでの道のりを熟考する(画像:イメージ)
最適なゴールまでの道のりを熟考する(画像:イメージ)

1つは、成果が「ゴール設定×効率化」で成り立つからです。

とにかく効率化して素早くアウトプットを出したとしても、それがまったくの見当外れであれば、すべてが無駄になってしまいます。

終着点への照準をしっかり合わせてから、少ない手数で無駄なく対処することで、圧倒的なパフォーマンスをたたき出すことができるようになるのです。

パフォーマンスを出すためにはゴールの明確化は不可欠であり、優秀な人はゴール設定こだわるだけでなく、与えられたゴールを正しく見極めるテクニックも身につけているものです。