宮崎県内では1年間で300匹以上の猫が殺処分されている。飼い主がいない猫の不妊去勢手術を進めようと、宮崎県はふるさと納税サイトでクラウドファンディングを開始した。殺処分ゼロをめざし、寄付金は手術を行う民間の動物病院に支払われる予定だ。

宮崎県は、動物愛護センターや民間の動物病院に費用を助成し、飼い主がいない猫の不妊去勢手術を行っている。2024年度は約1500頭に手術が実施された。
殺処分ゼロめざし、クラウドファンディング

手術件数を増やすため、県は初めての試みとしてふるさと納税サイトでクラウドファンディングを開始。

「殺処分ゼロ」を目指すプロジェクトで、目標金額は100万円、約80頭分で、7月29日まで動物病院への助成金に充てる寄付を募集する。返礼品はないが、所得税や住民税の控除手続きは、通常のふるさと納税と変わらない。
(テレビ宮崎)