テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「えびの市」の方言で雨への備えをお伝えする。

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20日は宮崎県北部を中心に日差しが届いて梅雨の中休みとなった。梅雨時期の天気に関しては、ある法則がある。それが「梅雨前線七五三の法則」 梅雨前線との距離で、だいたいの天気が分かるというものだ。

宮崎から700キロ離れた沖縄本島に梅雨前線がある場合、これぐらい離れていれば「晴れ」続いて500キロ、奄美大島くらにあれば「曇り」 そして300キロ以下にあると「雨」というものだ。

この先の天気図を見ていくと、21(水)はかなり前線が近い。次第に低気圧もできるため雷雨・強雨に注意が必要だ。22(木)はだんだん前線が離れていくので天気は回復傾向。23(金)は再び前線が北上して天気は下り坂。24(土)はさらに低気圧と前線が近づいて、雨の一日となりそうだ。

21日は特に雨の降り方に注意が必要。そこで「宮崎弁DEてげてげ天気予報」のコーナー、2回目は「えびの市」篇だ。面積が広い宮崎県では、同じ県内でも言葉が若干違う。古山予報士自身の勉強のための挑戦でもあり、26市町村制覇を「あいうえお順」で目指している。

「あした雨が そがらし ふいごたっで がんたれぐっを ふんいかんな でひなこっじゃっど」

児玉アナウンサー、えびの弁に詳しくないため「合っているかどうかもわからない」そうだが、古山予報士はえびの市役所に電話して聞いたので「自信あり」だ。

「あした、雨がたくさん降るから、どうでもいい靴を履いていかないと大変なことになるよ」ということ。なるほど、「がんたれぐっ」とは、「どうでもいい靴」という意味だという。

服装は、大きめの傘にレインブーツ、あるいは「がんたれぐっ」を履いていく。そして体を拭くタオル。前日に比べるとひんやりするので、しっかりと上着を羽織って出かけた方が良い。

(テレビ宮崎)

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