テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「冬服のしまいどき」についてお伝えする。
古山予報士「冬服しまっていいですよ宣言」
4月に宮崎に移住したばかりの古山予報士。まだ宮崎県民の感覚がわからず、ここ2週間、いつ宣言しようか迷っていたという事だが、5月1日に満を持して「冬服しまっていいですよ宣言」を出した。ただ、「しまっていいですよ」どころか、「手遅れになってしまうかもしれない」と言う。いったいなぜ?

まずはこの先の予想最低気温を見てみる。山沿いを中心に最低気温がひとケタの冷え込みとなる日もあるが、この気温になるのは朝の一瞬だけなので、その時間から活動する人以外は、冬服の出番はこの先ないと見ている。

GW中に衣替えを進める理由は「衣類害虫」

衣替えは、ゴールデンウィーク中にすることをお勧めする。と言うのも、ゴールデンウィーク明けになってしまうと、衣類を食べる害虫「衣類害虫」が、しまい洗いをしている洗濯物に卵を産み付けてしまうのだそう。それに気がつかずに収納してしまうと、卵が幼虫になったとき衣類が餌になって、虫食いの被害にあってしまうという事だ。
洋服に穴が開くと、心にもポッカリ穴が開くような気分になってしまうので…衣替えはゴールデンウィーク中に終わらせて欲しい。
(テレビ宮崎)
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