上皇さまは23日、92歳の誕生日を迎えられました。
記録で確認出来る歴代天皇の中で最長寿です。
上皇さまは5月に検査入院し「無症候性心筋虚血」と診断され、7月にも心臓の治療で新たな薬を追加するため入院されました。
宮内庁によりますと、症状は比較的安定していて、心臓に負荷がかからない形で毎日、上皇后・美智子さまと散策するなど、筋力の低下を防ぐための運動を続けられているということです。
戦後80年の節目にあたる今年は天皇皇后両陛下の硫黄島などへの「慰霊の旅」を見守り、夏には戦後、中国から引き揚げた人々が開拓した長野県の軽井沢に足を運ぶなど戦争の記憶と向き合われました。
9月には、孫の悠仁さまの成年式を祝う夕食会に出席し10月には、神奈川県の葉山御用邸に3年半ぶりに滞在し、地元の人たちなどと交流されました。
上皇さまは、きょうお住まいで両陛下や愛子さまなどから挨拶を受けられます。
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