親が手伝える整理の工夫

さらに、子供がノートを管理しやすいように親ができる工夫もある。

「教科書とノートのペアが一目でわかるように目印を付けておくと、子供も自分で準備しやすくなりますし、忘れ物も減るでしょう。例えば、国語はピンク、算数は青のように、本を立てた時の紙の切り口(天または地)に色を塗っておけば、ランドセルやカバンに入れても一目で見分けられます」

時間割を同じ色で塗っておくのもいい。なお、色分けは主要3~5教科に絞るのがコツ。色が増えるとかえってわかりにくくなるからだ。

教科書とノートを教科ごとに色分けすると子供でも準備しやすい(画像提供:大栗紙工)
教科書とノートを教科ごとに色分けすると子供でも準備しやすい(画像提供:大栗紙工)

「また、ノートの最後から3ページ目ぐらいに『もうすぐノートが終わるから教えてね』などと書いた付箋などを貼っておくと、余裕をもって新しいノートを準備しやすくなります」

集中力が続かなかったり忘れ物をしやすい子は、ノートの工夫で改善することがあるかもしれない。子供と、今使っているノートの使い勝手について話してみてはいかがだろうか。

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取材・文=有竹亮介

プライムオンライン特集班
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