うさまるさん担当の変動費の入力の頻度は、買い物に行った後の週に1回。ネットで買い物をした時は忘れないうちにその都度行っている。

ジャンルごとに内訳を記録

家計簿を付ける際にうさまるさんが大切にしているのは、予算内に収めることを死守することでも、1円単位で誤差なく記録することでもない。

「なぜこの買い物にこれだけお金がかかったのか、が説明できることが重要なんです」

買ったものを具体的に記録していくことが大事(画像:イメージ)
買ったものを具体的に記録していくことが大事(画像:イメージ)

そのために、買い物をした際にはどんなものを買ったかまで記録している。

「例えばスーパーで5000円の買い物をした場合には、“○○スーパー5000円”のように金額だけ入力して終わりにはしません。お米がいくら、お肉がいくら、調味料がいくら、ラップなどの雑貨がいくら…など、ジャンルごとに内訳がわかるようにしておきます。特に雑貨は分けておくと、より正確な食費が分かります」

振り返りはマストで行う

そして、必ず毎週振り返りと分析を行う。

「内訳がわかっていると、振り返った時に分析しやすくなるんです。もし予算をオーバーしていたら、その理由が食品の値上げなのか、お肉を買いすぎたからなのか、過去の記録と見比べればわかりますよね。値上げなら仕方ありませんが、もし買いすぎだとしたら、量を見直すなど、次回以降に生かすことができます」

入力と振り返りのヒントに、レシートを1カ月程度は取っておくこともお勧めだという。

内訳も記録して1カ月ほどはレシートを残しておこう(画像:イメージ)
内訳も記録して1カ月ほどはレシートを残しておこう(画像:イメージ)

「あとで見返すと“こんなに買っちゃったんだ”という危機感を実感できます。ネットショッピングの明細も、面倒ですがプリントしてしまうと、何を買ったかわからなくなったときに後で振り返ることができるし、無駄遣いにも気を付けるようになりますよ」