長野県飯田市で乗用車が水門に衝突し、4人が死亡した事故。運転していた男性の死因は「大動脈損傷」で、ほぼ即死の状態だったことが分かった。警察はかなりのスピードで走行し、運転操作を誤ったとみて調べている。
自動車整備科の訓練生4人死亡
4月24日、飯田市の天竜川堤防道路から乗用車が転落し、水門に衝突した。
車に乗っていた19歳と20歳の男性4人全員が死亡した。4人は県飯田技術専門校の自動車整備科の訓練生だった。

運転していた男性はほぼ即死か
警察は5月1日、運転していた長野県宮田村の男性(20)の死因を明らかにした。
事故の衝撃による「大動脈損傷」で、ほぼ即死の状態だったとみられている。
同乗していた3人についてはすでに公表していて、それぞれ「多発性外傷」、「外傷性出血性ショック」、「出血性ショック」だった。

道路はほぼ直線で見通しは良く、警察はかなりのスピードで走行していたとみている。
また、現場の状況からハンドル操作を誤ったとみて詳しい原因を調べている。
(長野放送)
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