女子サッカー、なでしこリーグ２部、現在、首位を走る吉備国際大学シャルム岡山高梁は４月２６日、笠岡市で８位の出雲と対戦しました。
６試合を終え、５勝１敗と１２チーム中、１位のシャルム。特に攻撃陣が好調で、チームの得点数２２は、リーグトップです。前節、勝利を収め、２連勝で首位をキープしたいシャルムは、２６日に出雲と対戦しました。
前半は風下に立たされ、難しい状況の中、ディフェンダーの本庄結などが相手の攻撃をしのいだシャルム。試合が動いたのは、前半２４分でした。ゴール前のこぼれ球に反応したのは西村留亜。混戦の中で、ゴールに押し込み、シャルムが先制します。
しかし、前半３１分、相手のコーナーキックから失点し、同点に追いつかれて前半を終了します。
エンドが変わって勝負の後半。左サイドから西村が高いクロスを上げ、こぼれ球に反応したのは古谷優理亜。この後も古谷にゴールが飛び出し点差を広げたシャルムは、３対１で勝利を収めました。好調の攻撃陣がチームをけん引し、２連勝で、首位をキープしています。
シャルムの次の試合は５月３日、アウェーで４位の山梨と対戦します。
（吉備国大シャルム岡山高梁 ８ ＭＦ 古谷優理亜選手）
「得点王争いはもちろんなんですけど、チームとして今年（２０２５年）はリーグ得点王争いをしようということで個人としても火がついているところです。１部昇格したいとチームでも掲げているので頑張りたいと思います」
（吉備国大シャルム岡山高梁 太田真司監督）
「１部昇格のために、今、目の前どれだけ戦うかなので、その思いはかなり全体としても大きいと思っています。今、良い調子で来ているので、次も勝ち切りたいなと思っています」
１部の岡山湯郷ベルは、２７日、アウェーで愛媛と対戦し２対２の引き分け。次の試合は５月４日、ホームで首位の静岡と対戦します。
