ローマ教皇の死去を受け、天皇皇后両陛下は弔意を示すため、側近のトップである侍従長を大使館に派遣されました。
両陛下は、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が21日、88歳で死去したことを受け、23日午後、東京都内にあるローマ教皇庁大使館に、側近トップの別所浩郎侍従長を弔問の使いとして派遣されました。
陛下は、2019年に教皇が来日した際には皇居・宮殿で面会し、当時、教皇が広島や長崎を訪問したことについて、「人々の幸福と世界の平和のために精力的に活動されていることに深い敬意を表します」と伝えられていました。
陛下は皇太子時代の2005年、当時のヨハネ・パウロ2世の追悼ミサに参列されています。