聴覚障害者のバドミントン競技、「デフバドミントン」で活躍する香川県出身の片山結愛選手が2025年11月に東京で開催される国際大会、「デフリンピック」に出場することが内定しました。
片山結愛選手は香川県綾川町出身で岡山市のノートルダム清心女子大学に通う21歳。生まれつきの難聴で小学3年からバドミントンを始め、耳が聞こえる人と同じ試合に出ていました。
高校3年の時にデフバドミントンに出会い、日本の強化指定選手に選ばれると2023年の世界選手権のユース大会、女子ダブルスで優勝。2025年11月に東京で開催される聴覚障害者のスポーツの祭典「デフリンピック」への出場が内定しました。香川県出身者で東京大会への出場が内定したのは片山選手が初めてです。
片山選手はOHKの取材に対し、「いつも支えてくださる方に出場内定の報告ができて、うれしい気持ちでいっぱいです。東京開催ということで注目度が高い中、結果をしっかり出したいです」とコメントしています。