大阪市北区の解体中のマンションで、アスベストの除去作業をしていた30代の女性が死亡した。

4月17日午後1時半ごろ、大阪市北区天満の解体工事中のマンションで、作業員から「有機溶剤を吸い込んだ」と通報があった。

警察によると、現場は7階建てマンションの屋上で、アスベストの除去作業をしていた男女3人が、体調不良を訴えるなどして病院に搬送された。
搬送先の病院で箕面市に住む会社員の伊藤愛さん(32)の死亡が確認されました。
26歳の現場責任者の男性と、36歳の男性作業員は、搬送時、意識はあったということです。

警察は当時の状況を詳しく調べるとともに、業務上過失致死の疑いも視野に捜査を進める方針です。

(関西テレビ 2025年4月17日)