今、警察官の志望者が激減している。
きつい、怖い、厳しいそんなイメージを払拭しようと、大阪府警が取り組んでいる採用活動に密着した。
■授業体験や寮の見学も 大阪府警の採用説明会は親子で参加
「敬礼!」「お願いします」
ドラマさながらの大きな声が響き渡る教室。
先週日曜日、警察学校で開催されたのは、大阪府警の採用説明会。
参加者は親とともに参加することができ、今回、府警としては初めて警察学校での授業体験や、寮の見学なども一緒に行うことに。
女子生徒:一番は(警察官と)直接話す機会があったのでその時に志望したいなと思ってここに来ました。
母親:不安はなくはないんですが、やっぱり本人(の気持ち)が一番大事なので。

■大阪府警の受験者数はピーク時から半減
今なぜ、大阪府警が採用説明会に力を入れているのか。
そのわけは・・・
2024年度の大阪府警の受験者数は5630人で、ここ10年で最多の受験者数だった2018年の1万749人と比べるとなんと半減しているのだ。
このような状況を受け、説明会ではこれまでの警察のイメージとは違うということを参加者にアピール。
講師の女性警察官:(大阪府警のイメージは、厳しい、教官が怖い、教場みたい、しばかれる、など)こんな感じじゃないですか。教場の風間教官めっちゃ怖いですよね。あれはホンマにないです。あんな教官やったらみんな辞めちゃうんで。

■「敬礼」の大声にちょっぴり緊張…
警察学校はドラマみたいに怖くないと言いつつ、その後行われた授業体験では・・
「教官来られました」
「お願いします!」「敬礼!」
普段は聞かない声量の挨拶に緊張感が走る。

■警察官の基本「職務質問」を体験
参加者が体験したのは、警察官の基本、職務質問体験。
覆面を被る強盗犯が刃物を所持し、100万円の札束を持って逃走したという設定だ。
選ばれたのは女性2人。
少し緊張気味。
女子生徒:こんにちは。
覆面をした強盗犯を相手に笑顔で挨拶!気を取り直して…
女子生徒:さきほど強盗もあったので関連も疑われますので、署までよろしいでしょうか?
犯人役:ばれてもた。
司会:はい、OK。
初めての体験に苦労しながらもナイフを発見、職務質問をやり遂げた。
この後、実際の制服を着たり、装備に触れることもできた。
女子生徒:(制服を試着して)新鮮です。めっちゃかっこいい。

■「頑張ってみようかな」説明会を通し、イメージに変化が…
説明会を通して参加者たちにはどんな変化があったのだろうか。
男子生徒:体験入校したら警察官になりたい意欲が高まりました。
女子生徒:ずっと厳しいイメージあったけどそんなことないんかなって、頑張ってみようかな。
大阪府民を守るためー未来の警察官がここから生まれるかもしれない。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年3月10日放送)

