■兵庫・斎藤知事「大切な仲間を失ったことは本当に残念でならない」
和歌山県の岸本周平知事が15日死去したことを受け、近畿の府県の知事から追悼の声があがっている。
兵庫県の斎藤知事と奈良県の山下知事もコメントを発表した。
【兵庫県 斎藤元彦知事のコメント】
岸本周平和歌山県知事のご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。
岸本知事とは、関西広域連合でもよくお会いさせて頂きましたが、笑顔を絶やさず、いつも気さくにお声かけ下さる一方で、財務省や民間企業、国会議員など多彩なご経歴から、ご担当の農林水産分野だけでなく、万博の推進や防災・減災対策など幅広い課題に、その卓越した知見を活かし取組をリードして頂きました。
関西で一丸となって準備を進め、ようやく開幕した大阪・関西万博や、2年後のワールドマスターズゲームズ2027関西を契機として、まさに関西の元気づくりを進めていこうとしていた矢先に、大切な仲間を失ったことは本当に残念でなりません。
改めて、岸本知事のこれまでのご貢献に敬意を表するとともに、心からご'冥福をお祈りします。

■奈良・山下知事「常に的確な意見を積極的に発言されていた」
【奈良県 山下真知事のコメント】
岸本周平・和歌山県知事の突然の訃報に接し、驚きを禁じえません。
岸本知事とは関西広域連合その他の機会にご一緒させていただきましたが、常に的確な意見を積極的に発言されていたことが強く印象に残っています。また、気さくなお人柄でもあり、先輩知事として尊敬していました。
謹んで哀悼の意を表し、心よりご冥福をお祈りいたします。

■和歌山県・岸本周平知事死去 15日午前
和歌山県の岸本周平知事は、敗血症性ショックにより、15日午前、死亡した。
和歌山県によると、岸本知事は14日、知事公舎で意識がない状態で倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが、15日午前9時半すぎ、敗血症性ショックにより死亡した。68歳だった。
(関西テレビ 2025年4月15日)
