長崎県壱岐沖で3人が死亡した医療用ヘリの事故で、9日、ヘリの引き上げが始まった。また、佐賀市の運航会社に対し、唐津海上保安部などが業務上過失致死傷などの疑いで家宅捜索に入った。

9日午前11時前、福岡県大島沖で、海中から事故を起こしたヘリコプターが引き上げられていた。
引き上げられたヘリコプターを見るとプロペラが折れているほか、操縦席の窓が割れてなくなっているのが確認できる。

この事故では、長崎県の対馬から福岡市に向かっていた医療搬送用のヘリが壱岐沖で見つかり、3人が死亡した。

唐津海上保安部などは業務上過失致死傷などの疑いで佐賀市の運航会社「エス・ジー・シー佐賀航空」に家宅捜索に入った。
運航状況についての書類の差し押さえなどを行っているということだ。
(「Live News days」4月9日放送より)
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