秋篠宮家の次女・佳子さまが3月3日、暮らしに役立つ発明品を紹介する「なるほど展」を鑑賞されました。受賞者から説明を受けながら入賞作品を興味深そうに見て回り、「まさに『なるほど』という感じがします」などと感心されていました。
オンライン含め4回目のご視察
秋篠宮家の次女・佳子さまは、3月3日、東京・千代田区で開催された発明品の展示会に足を運ばれました。

婦人発明家協会が主催する「なるほど展」は、昭和43(1968)年から始まった発明コンクールで、日常生活の中で生まれたアイデアを生かした女性による発明品を展示しています。

佳子さまが視察されるのは、オンラインも含めると4回目です。
文部科学大臣賞を受賞したのは、群馬県の熊谷テル子さんが考案した「物干し補助具」。デイサービスに勤める熊谷さんが足拭きマットを乾かすときに思いついたそうです。

物干し竿と洗濯物の間に突起のついたシートを挟むことで通気性を高め、乾きが早くなるといいます。

突起物に注目し「ちょうどよく乾く?」と質問された佳子さま。熊谷さんが「(突起が)これくらいだとちょうどいいかなと思ったんですね。ずれることがあまりないので…」と答えると、佳子さまは「風通しも良くて、ずれずに。便利ですね」と大きくうなずかれました。

厚生労働大臣賞を受賞したのは、埼玉県の窪田多嘉さんが考案した「傘又は杖の柄 握力応援ベルト保持具」。傘や杖の柄にシリコンゴムをつけることで、握力が落ちた高齢者なども楽に持つことができるといいます。

発明品をつけた傘を持たれた佳子さま。「あまり力が要らずに持ちやすいですね。柔らかくて」と持ち心地を確かめられました。

入賞作品を一つ一つ見て回り「素晴らしい発想力です」「まさに『なるほど』という感じがします」と感心されていました。
(「皇室ご一家」4月6日放送)
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