一体、誰が設置したのか。長野県岡谷市の諏訪湖畔で無許可の釣り用の台座が設置されているのが見つかった。河川法違反の「不法占用」にあたるとして、県が撤去を呼びかけている。
諏訪湖のやぶの先に“釣り用の台座”
岡谷市の諏訪湖畔。3月、あるものが見つかった。
(記者リポート)
「諏訪湖のやぶの中に木の板が置いてあり、進んでいくと、釣り用の台座が設置されています」
湖畔に敷かれた複数の板。ところどころ石を置いて固定している。釣り用の台座だ。
無許可で設置 河川法違反
台座が設置されているのは、「岡谷湖畔公園」や「市民総合体育館」の近く。
管理をする県諏訪建設事務所によると、3月21日に住民から「大きな工作物が設置されている」と連絡があり、状況を把握したという。
県の許可は得ておらず、河川法違反の「不法占用」にあたるということだ。
県が台座の撤去を呼びかけるも…
県は、4月10日に公式のSNSで、設置した人に台座の撤去と原状回復をするよう呼びかけた。
しかし、投稿から3日目の13日も、台座はそのまま。
住民:
「5、6年前からはあるね、確実に。出入りはあまり見たことない。撤去してほしい」
「勝手に無許可で改造するのはいいことではない」
「警告書」がはがされる
県は、台座に「警告書」も張り付け、設置した人に名乗り出るよう求めていた。
しかしー。
(記者リポート)
「県は警告書をこちらに張り出していましたが、今見ると、なくなっています」
13日朝までに何者かが警告書をはがしたとみられ、午後には、職員が現場を訪れ、張り直した。
職員:
「張ってから1日、2日でなくなっている、人為的なものかな」
「悪意ある確信犯」
県は、台座の撤去と原状回復を求めているが、撤去に応じないなど悪質な場合は、1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科される可能性もある。
県は、今後、定期的にパトロールを実施する予定で、警察にも協力を要請したという。
県諏訪建設事務所 維持管理課・中川文晴 課長:
「自覚がなくて、悪気がなくてやった可能性もあるか(と思ったが)今回、確信犯。悪意を持ってやったのではないか。非常にやるせない。やった本人に原型復旧するように申し出ていただきたい」
