3度目の四大陸「前回を超える」

今回3度目の出場となる友野。

2022年に出場した際は2位表彰台にのぼった友野は「その結果を超えられるように」と意気込んだ。

――現地入りして、公式練習を終えてどうですか。

2020年に出た四大陸の時が韓国でした。こんな感じだったなって思いながら、すごく懐かしい気持ちと、同時にまぁ長いこと続けているんだなって。

成長も実感できていますし、良い練習ができたのであとは本番に向けてしっかり集中して、自分のやってきたことを1つ1つ、目の前のことに集中してできたら。

――国スポ終わってから特に重点的に練習をした部分はありますか。

このシーズン、ジャンプやケガに悩んでいて、考える時間がかなり増えていて。それは悪くない時間でしたが、やっぱり考えすぎて、氷の上でも考える時間が増えちゃって。

考える前に体を動かすことをすごく忘れていたなと思って、頭ばかりで考えていて、体と対話することがなくなっていました。

先生から「考えるのはいいことだけど、まず動いていこう」という話があってから、すごく動きも良くなって、意識が変わると次の日から動きも変わってきました。そうやって考えるのは大事だし、ただ考えすぎず動くこともすごく今の自分に大切でした。

そこが改善されてから良い練習が続いて、どんどん調子も上がってきていた。今シーズン、自分の中ですごく悔しい結果が多かったので、そういった部分でも納得のいく、良い演技できて終われたらいいかな。

――この大会への意気込みと目標を教えてください。

前回出たときは2位という成績で、初めてチャンピオンシップでメダルを獲得することができました。今回はその結果を超えられるように、前回出たときよりもさらに良い演技ができるように。

自分の成長したところを実感できるような試合になれば。自分の良さを前面に出していけたらと思います。

四大陸フィギュアスケート選手権2025
2月21日(金)深夜2時25分~放送(男子・ショート&ペアフリー)
2月22日(土)深夜1時45分~放送(男子フリー)
2月23日(日)深夜1時30分~放送(女子フリー)

フィギュアスケート取材班
フィギュアスケート取材班