ケガをしないように少しでも上を
2022年の四大陸で3位、23年は1位と表彰台にのぼり、今回3度目の出場となる三浦。
ケガを抱えながら挑む今大会に向けて「できることを頑張りたい」と語った。
――四大陸への思い、挑み方は全日本を終えてから変化はありましたか。
足のケガがあるので、そこまで高く結果を望めないとは思う。まずは来シーズンにつなげるためにポイントをしっかり取ろうという意識で今回はやっていきたい。
けど、ケガをしているところが痛くないとは言えない。やっぱり筋肉量が落ちているので、ジャンプの再開も1週間前ですし、足が細くなっているので、まずは慎重にやりながら、できることを頑張りたい。
――そうした状態の中でも4回転をしっかり確認しているように見えましたが、どのような構成を考えていますか。
ショートは4回転をサルコウだけにして、ラストジャンプを3回転フリップ、3回転ループでやりたいと思っています。フリーは4回転はサルコウ2回にして、あとは全部トリプルでまとめたい。
――公式練習ではセカンドループの練習もされていましたね。これはあまり入れたことのないジャンプですか?
ほぼ入れたことないです。小さい時に1回、やけくそになって1回やったくらいしか記憶にない。だから、ちゃんと予定して入れるのは初めてで、確率も高くないんですけど、頑張ってやりたいと思います。
――そういった面ではそのジャンプが三浦選手にとって挑戦だったりしますか。
そうですね。何なら一番難しい。4回転よりも感覚的には難しいと思います。
――今回4回転トゥループは回避して臨むことになると思いますが、この四大陸はどんな大会にしたいですか。
まずはケガをしないように。あと、少しでも高い順位に入れば、それだけ高くポイントがもらえるので、1個でも多く順位を上げられたら。