熊本市は1月31日に熊本城の西大手門近くで、深さ最大2.5メートルの空洞が確認されたと発表した。
通路での掘削工事の際に空洞を発見
熊本城総合事務所によると、1月31日午前に西大手門付近の通路で、外灯のケーブルを入れ替えるため掘削工事をしていたところ、空洞が見つかった。空洞の直径は約30センチ、深さは最大で2.5メートルほどだということだ。

現場は、二の丸広場と加藤神社を結ぶルート沿いにあり、平日は工事のため、31日は通行止めとなっていて、けが人はいなかった。

熊本城総合事務所は、さらに空洞が広がっている可能性が否定できないとして、安全が確認されるまで通行止めを継続。今後、専門の業者と詳しく調査し、原因の究明を進めるとしている。
(テレビ熊本)