子供が闇バイトに巻き込まれた場合の備えもしておきたい。そこで便利なのが、親子のスマホを連携する「ペアレンタルコントロール」だ。

子供のスマホアプリのインストールを許可制にできるので、シグナルやテレグラムのインストールを阻止することが可能になる。また、闇バイトの関係者と連絡を取ろうとしていることが分かるきっかけにもなるという。

iPhoneの「スクリーンタイム」(左)とAndroidの「ファミリーリンク」
iPhoneの「スクリーンタイム」(左)とAndroidの「ファミリーリンク」

ペアレンタルコントロールは、iPhoneだと「スクリーンタイム」、Androidでは「ファミリーリンク」から設定・利用できるので、導入するのも選択肢のひとつだ。

親子間の会話も大切に

子供が闇バイトに関わってしまった場合、スマホを親に見られないよう隠したりするなど、普段と違う行動がみられるかもしれないという。

“働くことの大変さ”を伝えよう(画像はイメージ)
“働くことの大変さ”を伝えよう(画像はイメージ)

怪しい気配を察知するためにも、親子のコミュニケーションは大切になる。普段の会話からお金の大切さ、働くことの大変さを伝えて「甘い儲け話はない」という意識を持ってもらおう。

「親子間の会話で『楽に稼げる仕事はないよ』と必ず伝えておくことが必要です」

闇バイトは殺人や強盗などの事件に発展することもある。子供と家族の将来を台なしにしないよう、親は見守る姿勢を忘れないでおきたい。

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(13枚)
プライムオンライン特集班
プライムオンライン特集班

FNNプライムオンラインのオリジナル特集班が、30~40代の仕事や子育てに忙しい女性に向け、毎月身近なテーマについて役立つ情報を取材しています。