こういったトラブルは、互いのコミュニケーション不足が原因で起きることが多いそうだ。避けたいならどうすればいいのか。

川崎さんが勧めるのは、購入者なら注文する前に「商品の説明欄や発送方法の注意書きをしっかり読む癖をつけること」だ。

受け取り評価をする前に相談を(画像はイメージ)
受け取り評価をする前に相談を(画像はイメージ)

メルカリなどでは、購入した商品の受け取り評価(連絡)をした時点で、相手のアカウントに売上金が入るシステムになっている。

そのため、仕事の時間の関係などで評価が遅くなる可能性がある場合、事前にメッセージなどで伝えておくのが良いという。

「購入した物に不備があったり、疑問点があったりした場合は、受け取り評価をせずに出品者に問い合わせてください。受け取り評価をすると、入金が行われて取引が終了するので、その後に問題があったときに、(フリマアプリの運営)事務局が介入しづらくなってしまいます」

出品時は“自分のスタンス”を伝えて

出品者となる場合は、発送までの日数や発送元の地域など、取引における“自分のスタンス”をプロフィールや商品の出品ページに載せることが大切と、川崎さんはアドバイスする。

匿名で配送できるサービスもある(画像はイメージ)
匿名で配送できるサービスもある(画像はイメージ)

フリマアプリによっては、追跡番号で配送状況の管理ができたり、匿名で配送できたりするサービスもあるので、相手が使うかどうかなども事前に確認しておきたい。

購入者と出品者どちらも、相手が少しでも「変だな」と思ったら、自分で判断したりSNSで意見を聞いたりする前に、事務局やサポートサービスに相談しよう。