5年前、大規模な火災で被害を受けたフランス・パリの観光名所、ノートルダム大聖堂の修復作業がほぼ終わり、内部が公開された。

この記事の画像(6枚)

ノートルダム大聖堂は、2019年4月に火災に見舞われ、尖塔(せんとう)や屋根の一部が焼失した。

29日に公開された大聖堂の内部は火災の爪痕がきれいに修復され、ステンドグラスから光が降り注ぐなど、荘厳さを取り戻した様子がうかがえた。

マクロン大統領はパリのイダルゴ市長らと内部を視察し「みなさんは、5年間で大聖堂を再建するという約束を果たした。フランスにとって大きな誇りだ」と修復にあたった人たちをねぎらった。

修復には2000人以上の職人が関わり、世界中から日本円にして1300億円を超える寄付が寄せられた。

大聖堂では12月7日に式典が行われ、12月8日から一般公開が始まる。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。