13日に行われる中道改革連合の代表選ですが、新党結成直後の選挙で党の顔ともいえる大物議員が軒並み落選しました。
そんな中、異例に行われる代表選挙について、SPキャスターの金子恵美氏とフジテレビ政治部の福井慶仁デスクと見ていきます。
青井実キャスター:
金子さん、どうですか?激減の中での代表戦。
SPキャスター・金子恵美氏:
選挙で負けた後というのは、トップが責任を取って辞めて代表選をするというものですが、ここまで党の勢力が減少した中での代表選というのは、ちょっと類を見ないのではないかと。
立候補した2人は、ともに立憲民主党出身の階猛議員(59)と小川淳也議員(54)です。
まず、小川氏は総務省出身で、立憲民主党で幹事長などを歴任しました。
2020年に映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」でも話題になったという人物です。
そして一方の階氏ですが、元銀行員で弁護士資格を持ち、立憲民主党では政権交代時を想定した次の内閣でネクスト財務金融相を担当したことがあります。
民進党時代は政調会長も歴任していたということです。
青井実キャスター:
福井さん、中道の中の雰囲気はどうですか?
フジテレビ政治部・福井慶仁デスク:
雰囲気はすごい気になるなと思っているんですが、せっかくなのでお二人の主張した政策に触れておきたいと思います。
階氏は、分断ではなくて包摂だとしまして、正規雇用者の増加や資産による格差の是正などを掲げました。積極財政ではなくて、不断の構造改革などによって経済成長を目指すとも主張されていました。
一方、小川氏ですが、「対症療法」から「構造改革」だというスローガンを掲げまして、世帯・所得に応じた負担の在り方の見直しやエネルギーの地産地消促進による輸入依存からの脱却などを掲げていました。
しっかりと政策を掲げて今回出馬をしたわけですが、雰囲気についてぜひ言及しておきたいなというのが、今回そもそも代表選を実施するにあたって党内からは新党結成した経緯や選挙の状況、そういったものをよく分かっている現執行部が総括することが先なんじゃないかと。つまり、今このタイミングで代表選していいの?という一種のモヤモヤを抱えたまま始まった代表選だということはぜひ覚えておいてほしいです。
青井実キャスター:
元立憲21人、元公明28人で公明の議員の方が多いのに公明の方は立候補しないんですね。
フジテレビ政治部・福井慶仁デスク:
今回、その裏事情としては、そもそも立憲出身者というのが小選挙区で多く落選する中で、逆に公明出身の人は比例代表の上位で優遇されて軒並み当選して格差が出ていて、当然ですけども立憲側に不満が高まっています。それを分かっている公明としても比例で優遇してもらったのだから代表は立憲さん側でという配慮だと思います。
青井実キャスター:
立憲所属だから蓮舫さんや辻元さん、参議院だから代表戦に出られないと。
宮司愛海キャスター:
お二人とも参議院で立憲の所属議員となります。辻元さんも「代表選に出ないの?」と聞かれて「中道の代表選に出る権利は持っていません」と答えているということですが、では参議院で今後合流があるのかというところですが、12日に小川氏は今回の選挙結果や党勢改革をふまえて「時間をかけ方向性を定め意思決定していくべき」、階氏も「早急にことを運ぶべき時ではない」と答えていますが福井さん、どうでしょう。こう見ると合流に時間がかかりそうですが。
フジテレビ政治部・福井慶仁デスク:
参議院に関しては2年後に参議院選挙があるのが一番大きなことで、簡単に言うと中道という組織で勝てると言える理由、あるいは体制が整わない限りなかなか参議院側が中道に収束する動きにはならないんじゃないんですかね。だから12日の出馬会見でもお二人が言及していたのは敗因の分析ですとか、党内融和、こういう表現を使っていましたが、この辺りしっかり満たさないと参院の話に行かないと。
青井実キャスター:
金子さんは今回の中道の選挙をどう見ますか?
SPキャスター・金子恵美氏:
党内からも総括が優先だというのはまっとうな指摘だと私は思いますが、希望の党が抜けて枝野さんが立憲を作ったという動きは脅威にはなりましたが、旧立憲の方が代表になって、このまま公明党と一緒にやっていくことで本当に党勢回復するのかというところと、参議院と一緒にやっていくというのが政党というふうに思う中で段階的にやると言っていたのに見通せないということを考えると筋が通るのかなと思いますね。
青井実キャスター:
福井さん、来週には特別国会召集されます。政策に関する考え方なども含めてどうしていくかですよね。
フジテレビ政治部・福井慶仁デスク:
曖昧さというのは皆さん指摘するところなんですが、果たしてそれが今回の大敗の原因だったのか、あるいはそうじゃなくてそもそもこのタイミング、選挙の直前で新党結成したことも大きな原因の1つだったんじゃないかなど分析、敗因をしっかりと明確にしないと、その先には行けないんじゃないんですかね。