布団の上でリラックスするワンちゃん。

アラームが鳴ると同時に、寝ている女性に一直線!
顔の周りを歩いたり、ジャンプしたりして起こします。

この子は、身の回りのあらゆる音を知らせてくれる「聴導犬」。
耳が不自由な人の生活を支えてくれるワンちゃん!

中岡明日香さん:
何?何?えらいな~グッド!
そんな聴導犬の訓練をしているのは、中岡明日香(なかおか・あすか)さん(24)。

中岡明日香さん:
地震とか火災とかって、いつ起こるか分からない中で、音が聞こえない中で寝るのは結構不安だと思うので、聴導犬が反応してくれるのは一番必要かなと。

聴導犬は、音の鳴る場所と飼い主の間を往復し、音が鳴ったことを教えてくれる。

さらに、緊急地震速報など非常時の場合は、 飼い主をタッチし、伏せ。
これが緊急事態の合図だ。
そしてこの日、中岡さんは、半年前にデビューした聴導犬のもとへ。

耳の不自由な飼い主と聴導犬の生活が順調かどうか チェックするのも、中岡さんの仕事だ。
聴導犬と暮らす人:
夜になり補聴器外すと、音のない世界に入ってしまう。この間、神奈川でも地震がありましたよね。本当にに(聴導犬の)重要性を感じましたね。
小さいころから犬が大好きだった中岡さんは、 “大好きなワンちゃんとともに、人を助けたい”と、聴導犬トレーナーの道に進んだ。

中岡明日香さん:
一番は聴導犬を広めていきたいっていうこと。こんな小さい子でも補助犬になれるということを自信持って出せるように訓練していきたいです。
誰もが生活しやすくなるように奮闘する、中岡さんの活動はあすも続く。
(「イット!」9月30日放送より)