石破内閣が戦後最短となるスピード解散を進める中、自民党の小野寺五典氏と立憲民主党の重徳和彦氏、両党の政調会長が揃って「日曜報道 THE PRIME」に出演し、衆院選に向けた公約など政策について討論した。
「個人的には、追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」と、2日の石破首相の金利を巡る発言に対しては、重徳氏が「金融所得課税強化とか、いろんなこと言ったもんだから、株が下がった、あるいは乱高下した。こういう反省も踏まえてか分かりませんけど。しかし、ちょっと口先介入っぽいですよね。」と指摘する一方、小野寺氏は「マーケットに大きく影響が出る可能性が高いですから、私も含めて。それなりの責任を背負ってきている立場としてはこのことは気をつけなきゃいけないと思います」と述べた。
利上げに消極的な発言の他にも、「衆議院解散の時期」「裏金議員の公認問題」「日米地位協定の改定」などについて、就任前後でブレていると指摘される石破首相の発言について両政調会長と橋下徹が討論した。
衆議院選挙は15日公示、27日に投開票の日程で行われる見通し。