3連休最終日の9月16日、山形・河北町の動物園でモルモットのレースが行われ、集まった観客は熱い声援を送った。
河北町と仙台市の12匹による対抗戦
河北町の町制施行70周年を記念して開かれたモルモットレース。
河北町児童動物園は9月16日現在、改修工事中でモルモットが見られないため、レースをきっかけにそのかわいい姿を披露することと、モルモットの運動不足解消を図ろうと企画された。
この記事の画像(8枚)レースは、河北町児童動物園のモルモットと、宮城・仙台市の専門学校のモルモットあわせて12匹による対抗戦。1.8メートルと3.6メートルの2種類のコースが用意され、ゴールを目指し速さを競った。
奇想天外な動きに「ドキドキ」
レースが始まると、モルモットは観客からの声援を受け走り出したものの、ゴール付近でなぜかUターンしてしまったりして、再レースとなるコンビが続出していた。
「3連休、雨でどこにも行けなかったのでちょっとでも楽しければいいなと思って来た」という人や「動物が好きでレースが楽しそうだなと思い来た」と訪れた理由はさまざまだが、頑張って走るモルモットの姿に、「かわいかった」「子どもの運動会みたいで楽しかった」とみんながメロメロになった。
「モルモットが戻ったりしてドキドキ感があって楽しかった」と話す女の子は、「戻った時は落ちそうで怖いんだなと思って、モルモットの気持ちがちょっと知れたかなと思った」とあたたかい言葉を寄せた。
河北町児童動物園・阿部敏計学芸員:
動物相手なので何が起きるか分からない。逆走したり立ち止まったり急に動き出したり。そういうのがやってみて楽しいので何回やっても面白い。
訪れた人たちは、3連休最後の日、モルモットの愛くるしい動きに癒されていた。
(さくらんぼテレビ)
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