JR九州は九州新幹線のインターネット限定の割引切符について、予約状況に応じて価格が変動する価格変動制を7月1日から本格導入すると明らかにした。新幹線の価格変動制は全国で初めてだ。

九州新幹線で価格変動制を導入へ

価格変動制が導入されるのは、九州新幹線のインターネット限定の割引切符「九州ネット早特7」の熊本・熊本駅から福岡・博多駅の区間だ。JR九州によると、7月1日利用分から本格導入するということで、新幹線で価格変動制を導入するのは全国で初めてだ。

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「九州ネット早特7」は出発日の7日前までにインターネットからの予約が必要な割引切符で、価格変動制により、同じ列車でも予約するタイミングの混み具合で価格が変わるということだ。JR九州は2024年3月から実証実験を行っていて、今回の導入について「同じ一日の中でも利用状況の平準化ができ、価格に敏感な層などより多くの利用を見込んでいる」とコメントしている。

価格変動制が導入されると、これまで大人3800円だった熊本-博多間の「九州ネット早特7」が、予約状況に応じて3400円から4200円の間で変動するということだ。

(テレビ熊本)

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