梅雨入りを前に、雨の日の交差点の渡り方を学ぶ教室が山形市で行われた。参加した園児たちは、視界と周りの音を遮らないようにする傘の正しいさし方など、安全に交差点などを渡るための注意点を教わった。

雨の日の事故防ぐ 交通安全教室

雨の日の交通事故を防ぐため、子どもたちに正しい傘のさし方と交差点の渡り方を学んでもらおうという教室が企画された。

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参加したのは山形市・千歳認定こども園の園児38人で、交通安全指導員から視界と周りの音を遮らないよう、傘を寝かせるのではなく、まっすぐ立ててさすことなどを教わった。

そして実際に、左右の安全を確かめながら横断歩道を渡った。

園児たちは「傘をまっすぐにさして歩いた」「上にまっすぐピーンと持った。右見て左見て渡った」と、教えてもらったことに気をつけながら実践していた。

ヤマコー・漆山晃さん:
これから梅雨を迎えるにあたって、自分たち・家族と遊びに行ったときに交通安全に注意して、逆に家族に『ダメだよ』と言えるくらいになってほしい

山形県警によると、2023年度、山形県内では交差点での事故が1721件発生し、交通事故全体の6割を超えた。また、雨の日の事故は336件で、全体の約12%を占めている。

(さくらんぼテレビ)

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