28日に投開票日を迎えた衆議院東京15区の補欠選挙をめぐって、政治団体「つばさの党」の候補者など3人が、ほかの候補者の街頭演説を妨害した疑いがあるとして、警視庁から警告を受けたことがわかった。

この記事の画像(5枚)

警告を受けたのは、「つばさの党」から出馬した根本良輔氏や、党代表の黒川敦彦氏ら3人。

捜査関係者によると、補選告示日の16日、東京・江東区のJR亀戸駅前で、3人がほかの候補者の街頭演説の近くで大音量で演説するなどした行為が、公職選挙法の自由妨害にあたると判断したという。

「つばさの党」の活動について、小池百合子東京都知事は、会見で「これまで経験したことがない選挙妨害が発生している」と指摘した。

FNNの取材に対し、「つばさの党」の黒川代表は「(警告は)職権乱用だと思います。法律で許されている範囲の中で最大権利を行使しているだけ」と話している。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

社会部
社会部

今、起きている事件、事故から社会問題まで、幅広い分野に渡って、正確かつ分かりやすく、時に深く掘り下げ、読者に伝えることをモットーとしております。
事件、事故、裁判から、医療、年金、運輸・交通・国土、教育、科学、宇宙、災害・防災など、幅広い分野をフォロー。天皇陛下など皇室の動向、都政から首都圏自治体の行政も担当。社会問題、調査報道については、分野の垣根を越えて取材に取り組んでいます。