世界リレーの代表選考を兼ねた日本グランプリシリーズ出雲大会で、この春、熊本中央高校を卒業したばかりの山形愛羽選手が、自身の持つ女子100メートルの熊本県記録を更新する力走を見せた。
自己ベスト11秒46をマークし決勝へ
4月14日、島根・出雲市で開かれた日本グランプリシリーズ出雲大会・女子100メートル予選。山形愛羽選手は福岡大学に進学後、初めての大会に臨んだ。
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11秒46をマークした山形選手は自身の持つ熊本県記録11秒50を更新し、全体3位で決勝進出を決めた。
パリ・オリンピックの出場権が懸かる5月の「世界リレー」の代表選考を兼ねたこの大会。リレーメンバー入りを目指す山形選手にとって非常に大事な一戦だ。
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山形愛羽選手:緊張しています。決勝はタイムより順位を狙って頑張りたいと思っているのでしっかりタイムも上げられるように頑張ります
山形選手「絶対に選考されたい」
決勝には日本を代表するトップスプリンターが揃い、世界を舞台に戦ってきた選手に交じり堂々の3位の山形選手は「目標の3位以内に入れたのはうれしいけれどやっぱり1位でゴールしたかった。(リレーメンバーに)絶対に選考されたいという気持ちで走ったので、選考されたら…選考されてることを願って待っときます」と話した。
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そして4月16日、日本陸連は世界リレーに派遣する代表メンバーの発表を行い、女子400メートルリレーのメンバー5人を発表し、山形選手もメンバー入りを果たした。
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世界リレーは5月4日からバハマで始まり、この大会の上位14チームがパリ・オリンピックへの出場権を獲得する。
(テレビ熊本)